「THE W」とは?女芸人No.1を決定する異種格闘技戦!
「女芸人No.1決定戦 THE W」は、日本テレビ系列で毎年開催されているお笑いの祭典です。
「W」は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」の頭文字を意味し、*女性芸人の中から最も面白い“笑いの女王”を決定します。
- プロ・アマ、芸歴、人数、ジャンル不問の「お笑い異種格闘技戦」である点が最大の特徴。漫才、コント、ピン芸など、すべてが同じ土俵で審査されます。
- 優勝賞金は1,000万円。さらに副賞として日テレ系番組への出演権や冠特番が贈呈され、一躍スターダムに駆け上がる大きなチャンスとなっています。
- 2024年大会(第8回)は、過去最高となる903組がエントリーし、熾烈な争いが繰り広げられました。
2024年の優勝者「にぼしいわし」のプロフィール
2024年の第8回大会で、見事8代目女王の栄冠に輝いたのは、結成11年の漫才コンビ「にぼしいわし」です。
| 項目 | にぼしいわし |
| メンバー | 香空にぼし(ボケ担当/左) 伽説いわし(ツッコミ・ネタ作成担当/右) |
| 結成年 | 2013年4月 |
| 出身校 | NSC大阪校35期 (ゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤらと同期) |
| 所属事務所 | 個人事務所「株式会社A-dashi」を設立(フリーランスとして活動していた時期が長い) |
| 特徴 | 独特のワードセンスと世界観を持つ「新感覚ナニワ漫才」。フリーの芸人が優勝するのは大会史上初。 |
高校の同級生として出会った二人は、一度は芸人を辞めて社会人として働いた経験もあります。しかし、お笑いへの情熱を捨てきれず、インディーズライブなどで地道に活動を続け、2023年には活動拠点を大阪から東京に移しました。苦労を重ねた末の優勝は、多くの人に感動を与えました。
女王「にぼしいわし」の現在は?
「THE W 2024」で優勝を果たしたにぼしいわしは、その後の活動に大きな変化が見られます。
| 媒体 | 主な出演番組(一部) |
|---|---|
| テレビ |
|
| ラジオ |
|
- メディア露出の増加:優勝直後からテレビやラジオへの出演依頼が殺到し、これまで苦労していた仕事の状況が一変しました。
- 「漫才」での勝利という快挙:「THE W」は様々な芸種が競い合うため、「漫才2本では勝ちにくい」というジンクスのようなものがありました。しかし、にぼしいわしは漫才2本で頂点に立ち、その確かな実力と、漫才という芸種で笑いの女王になれることを証明しました。
- フリーからの優勝、そして個人事務所設立:事務所に所属せず、社会人との二足のわらじを履きながら活動を続けてきたフリーの芸人としての優勝は、快挙中の快挙です。優勝後には個人事務所「株式会社A-dashi」を設立し、名実ともに新たなスタートを切りました。
- 今後の期待:優勝賞金や冠特番など、「人生が変わる」と言われる特典を得て、今後はライブ活動だけでなく、テレビなど様々なフィールドでの活躍が期待されています。
その独特な世界観の漫才が、お茶の間にも浸透していくか注目が集まっています。
「THE W 2025」も注目!9代目女王の座は誰の手に?
にぼしいわしが歴史を塗り替えた「THE W」ですが、早くも2025年大会(第9回)の開催が決定し、注目が集まっています。
- 開催概要:決勝は12月13日(土)に生放送される予定で、既に予選は終盤を迎えています。
- 新たな挑戦者たち:2025年大会もプロ・アマ問わず多くの女性芸人がエントリーしており、にぼしいわしに続く9代目女王の座をかけて、熱い戦いが繰り広げられます。
- 歴代女王の存在:初代女王ゆりやんレトリィバァから、阿佐ヶ谷姉妹、吉住、紅しょうが、そしてにぼしいわしなど、歴代女王が築き上げてきた歴史の上に、今年は誰が立つのか。新たなスター誕生に期待が高まります。
にぼしいわしが切り開いた「フリーからの女王」という道は、多くの女性芸人に夢と希望を与えました。彼らの今後の活躍と、次の「THE W 2025」の行方から、ますます目が離せませんね!


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